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ソニーフィナンシャルホールディングス Daily Market Report

issue date 2019年07月18日

ソニーフィナンシャル
ホールディングス
金融市場調査部

米中貿易摩擦への警戒感根強い

為替

17日のドル円相場は下落。米国で株価が軟調で、米長期金利が低下するなかで107円80銭台までドル売り・円買いが進んだ。また、ポンドは反発。合意なき離脱への警戒感が強いなかで前日まで大きく売られ、一時は対ドルで2年以上ぶりの安値を付けたが、この日は自律反発的な買い戻しも一部見られた。本日のドル円相場は、目新しい報道がない限り、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がるとみる。一方、本日は南ア中銀が金融政策を発表する。市場では政策金利を0.25%引き下げるとの見方が大勢だが、一部に金利据え置き予想や、0.50%もの利下げを予想する向きもあり、見方にはバラツキがある。発表直後は0.25%利下げであっても南アランドは乱高下すると見られる。ただその後は、声明においてその先の利下げについてどれだけ踏み込んだ言及があるかが焦点だ。また、本日は豪州が6月雇用統計を発表する。結果が市場予想よりも大幅に弱い場合は再び利下げ催促的な豪ドル売りが活発化する可能性がある。(石川)

本日の予想レンジ:107.50~108.40円

ドル円チャート(日足)
図表ドル円ひあしチャート
ドル円チャート

図表ドル円にっちゅうチャート
為替レート
(NY市場引け値)
図表為替レート一覧

株式

17日の米国株式市場は主要3指数揃って続落となった。前日にトランプ大統領が中国への追加関税の可能性を示唆したことが引き続き材料視され、貿易摩擦問題の深刻化懸念が広がるなか、鉱業銘柄中心に売りが集まった。個別では、米動画配信サービス・ネットフリックスが発表した決算において、4-6月期の契約者数が市場予想を下回る伸びとなり、米国の契約者数が市場の増加予想に反して13万人減となったことを受けて13%安となった。他方、バンク・オブ・アメリカは上昇。決算において個人向け金融部門が好調で利益が市場予想を上回ったことが手掛かりとなった。本日の本邦株式市場は、米中貿易摩擦問題が意識されるなか、続落となりそうだ。ドル円相場が円高方向に振れていることもあり、輸出関連や素材関連、米金利低下から銀行株などを中心に売りが入ると見る。(石川)

日経平均株価
図表日経平均にっちゅうチャート
NYダウ
図表ニューヨークダウにっちゅうチャート

債券

17日の米国債市場は上昇。米国の6月住宅着工件数及び建設許可件数が市場予想を下回る結果だったほか、株価の軟調さを受けて債券には買いが集まった。米10年債利回りは前日比5.7Bps低下の2.045%で取引を終了。本日の本邦債券市場は米国市場の流れを引き継ぎ、買いが先行しよう。ただし、本日は入札や国債買い入れオペなど需給面に関わるイベントはなく、買い一巡後は落ち着いた推移となりそうだ。(石川)

各国国債利回り(%)
図表国債りまわり一覧